富山県のおすすめ観光スポット 15選

2022年10月7日きままな旅

1.雪の大谷「立山黒部アルペンルート」

 
雪の大谷「立山黒部アルペンルート」は、富山県側にある立山駅と長野県側にある扇沢駅から連なる山岳ルートです。富山県では最も人気のある観光名所の1つ。雪の大谷は標高2,450mある立山室堂平（たてやまむろどうだいら）という場所にあります。雪の壁に挟まれたこのルートは全長約500m、高さはなんと最大約20m。雪の大谷が見られる時期は、4月中旬～6月中旬の2か月間です。壮大な雪景色は、満足すること間違いなし！

2.宇奈月温泉

 
宇奈月温泉は富山県東部「黒部峡谷」の玄関口にあります。四季折々の大自然を感じれる温泉地として人気のスポット。大正12年に開湯した温泉地で、富山県内最大規模を誇る温泉地となっています。透明度は日本一ともいわれており、水がきれいな富山県の清流を彷彿させるでしょう。無色透明の湯は約90度の源泉温度で、肌にやさしい弱アルカリ性です。体の芯からよく温まり「美肌の湯」とも言われるほど。黒部峡谷を訪ねる多くの観光客が利用する温泉です。

3.黒部峡谷「トロッコ列車」

 
黒部峡谷「トロッコ列車」は、黒部市にある宇奈月駅から終点の欅平駅までを黒部川に沿って運行しています。全長20.1kmを平均時速16kmの低速走行で運行。黒部峡谷を堪能できる観光スポットとして大変人気です。実は地域住民のために、資材運搬用としてトロッコ列車は運行されていました。窓のない開放感ある車両で、雄大な黒部峡谷を満喫できのが魅力です。宇奈月駅や終点の欅平駅では、限定商品のお買い物や郷土料理を堪能できます。

4.黒部ダム

 
黒部ダムは雄大な黒部峡谷に造られたアーチ式の巨大ダムです。造形が素晴らしく、日本一の高さを誇るダムということもあり、大変人気な観光スポットになっています。また、観光客が黒部ダムに多く訪れる理由がほかにあります。それは観光放水です。観光放水は6月末から10月中旬に行われ、毎秒10t～15tの大放水が水煙を上げながら流れ落ちる様子を間近に見ることができます。展望台や新展望広場レインボーテラスなどの観覧スポットが併設されているので、迫力の光景を楽しむことができます。

5.国定公園 雨晴海岸（あまはらしかいがん）

 
国定公園 雨晴海岸は富山湾越しに立山連峰の3,000ｍ級の山々を眺めることができる海岸です。その美しい海と山々のコントラストからなる絶景は日本の渚百選に選ばれていて多くの観光客を惹きつけています。雨晴海岸の美しさは多くの歌人にこよなく愛されていて、万葉集を代表する大伴家持（おおとものやかもち）や松尾芭蕉もその一人です。大伴家持は雨晴海岸の風景を数多くの歌に詠んでおり、松尾芭蕉は奥の細道に詠んでいます。

6.みくりが池

 
みくりが池は立山火山の水蒸気爆発でできた火口の跡に水がたまった火山湖です。水鏡のように澄んでいて、多くの自然を映しだします。約1万年前にできたといわれていて周囲約63m、水深約15mの大きさがあり、日本アルプスの池では最も水深がある池です。みくりが池は雪の大谷がある立山黒部アルペンルートにあるので、観光客の多くが雪の大谷とみくりが池をセットで訪れます。みくりが池周辺は特別天然記念物のライチョウが生息しているため、運が良ければ出会えるチャンスがあるかもしれません。

7.新湊（しんみなと）きっときと市場

 
新湊きっときと市場は、天然のいけすと言われる富山湾で獲れた新鮮な魚介類が並ぶ市場や鮮度抜群の魚介類をその場で提供しているレストランがある人気スポットです。観光客だけではなく地元に住む方々も多く訪れます。お店の入り口周辺では富山県のおすすめ食材のベニズワイガニが大きな釜で塩茹でされています。茹でたての積み上げられたベニズワイガニの山は圧巻で、その場で食べることができます。ズワイガニの柔らかく甘い身と濃厚なかにみそは絶品です。地元の特産品やお土産を購入することもできます。

8.富岩運河(ふがんうんが) 環水公園

 
富岩運河環水公園は、富山駅から徒歩10分ほどで訪れることができる綺麗な運河と美しい緑が並ぶ公園です。展望塔では公園全体を見渡すことができて、天気が良ければ立山連峰も眺めることができます。四季を感じる風景を楽しめるスタイリッシュなデザインのソーラー遊覧船「富岩水上ライン」のクルージングは大変人気です。四季折々のライトアップを展開していて、日中はもちろん夜景も楽しむことができる人気スポットとなっています。

9.世界遺産 五箇山(ごかやま)菅沼・相倉合掌造り集落

 
五箇山は富山県の南西端にある地域で岐阜県との境にあります。一級河川の庄川沿いには合掌造りの集落が点在していて、自然豊かな山村風景が広がっています。五箇山には菅沼集落と相倉集落と呼ばれる集落があり、1995年に世界遺産に登録されました。集落内には合掌造りの資料館やお土産屋、飲食店などもあり、集落の歴史や伝統文化を楽しむことができます。また、集落を一望できる展望スペースもあるため、四季を感じた風景に触れることもできます。

10.庄川峡遊覧船

 
庄川峡遊覧船は富山県南部にある庄川峡を航行する観光遊覧船です。四季折々の大自然を楽しめる水上散歩として大変人気があります。特に冬の雪景色は圧巻です。冬の船室は暖房がついているので、安心して雪景色を堪能することができます。航行途中にある大牧温泉観光旅館は、この観光遊覧船でのみ訪れることができる旅館です。絶景を望める露天風呂は日本の百名湯に選ばれた温泉で贅沢なひとときを過ごすことができます。

11.称名滝（しょうみょうだき）

 
称名滝は雪の大谷がある立山黒部アルペンルートから車で15分ほどの場所にあります。大きな水しぶきを上げながら、落差350ｍの4段から成る大滝は圧巻の光景。「日本の音風景100選」「日本の滝百選」に選ばれていて、落差日本一を誇ります。春には立山連峰の雪解け水が、多く流れ込み「ハンノキ滝」と呼ばれるV字形の滝が称名滝右側に出現。季節ごとに違った雰囲気を楽しめるので、多くの観光客を魅了しています。

12.海王丸パーク

 
海王丸パークは、昭和5年に商船学校練習船として進水した海王丸を中心に広がるベイエリアです。役目を終えた現在は海王丸を一般公開。当時の姿を彷彿させています。純白の帆を広げる美しい姿は、海の貴婦人と呼ばれており圧巻の迫力。ベイエリアではイベントが日々開催されていて、多くの人々が集まる学びと憩いの場となっています。日没後はライトアップがおこなわれているので、幻想的な海王丸を見ることができるでしょう。

13.新湊大橋

 
新湊大橋は総延長が3.6kmあり、富山新港に架かる日本海側最大の斜張橋（しゃちょうきょう）です。橋からは、能登半島や立山連峰が一望できる最高のロケーション。大自然と橋のコントラストを堪能できます。海王丸パークが隣接しているため、新湊大橋と海王丸の壮大なコラボレーションには目を奪われてしまうでしょう。海王丸と同様に日没後にはライトアップが行われていて、多くの人々を魅了しています。

14.氷見漁港場外市場 ひみ番屋街

 
氷見漁港場外市場 ひみ番屋街は、氷見漁港近くにある「道の駅 氷見」施設内にある総合複合施設です。富山湾の海産物やお土産などを購入できる地域のシンボル。また飲食店や源泉掛け流しの天然温泉も堪能できます。ひみ番屋街に隣接している比美乃江公園には、富山湾を一望できる展望台があり、立山連峰の絶景を眺めることが可能。周辺には観光スポットがたくさんあるので、観光の休憩として訪れる観光客を多く見かけます。

15.富山市ガラス美術館

 
富山県は豊富な海の幸や大自然などが有名ですが、「ガラスの街とやま」としてガラス工芸にも力を入れています。富山市ガラス美術館は富山県のガラス芸術を象徴する人気のミュージアム。ガラス関連商品やオリジナルグッズの販売、ガラス作家の作品が展示されています。また、和を基調としたおしゃれなカフェも併設。アルミやガラスなどで彩られている外観は、キラキラと光りを反射して立山連峰を連想させます。